妊娠中でも歯医者に行っていいの?知っておきたい歯科治療のこと

      2026/10/20

妊娠中に歯が痛くなったり、歯茎の腫れや出血が気になったりしたとき、「歯医者に行っても大丈夫?」「お腹の赤ちゃんに影響はないの?」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

妊娠中は体調の変化も多く、歯科医院への受診をためらってしまうこともあるかもしれません。
しかし、妊娠中であっても、体調や妊娠週数に配慮しながら歯科治療を受けることは可能です。

今回は、妊娠中の歯科治療について、知っておきたいポイントをご紹介します。

 

妊娠中の歯科治療はいつ受けるのがいい?

妊娠中の歯科治療は、妊娠週数や体調に合わせて進めていきます。

一般的に、つわりが落ち着き、体調が比較的安定する妊娠中期は、必要な歯科治療を受けやすい時期とされています。
ただし、妊娠初期や後期であっても、歯の痛みや腫れなどの症状がある場合は、我慢せずに歯科医院へ相談しましょう。

症状や治療の緊急性によって対応は異なります。
治療を出産後まで先延ばしにすると、症状が悪化してしまうこともあるため、自己判断せずに歯科医師と相談することが大切です。

 

麻酔やレントゲンは赤ちゃんに影響する?

妊娠中の歯科治療で、麻酔やレントゲン撮影について心配される方も多いのではないでしょうか。

歯科治療で使用する局所麻酔や、診断に必要なレントゲン撮影は、妊娠中であることを踏まえ、必要性や方法を判断します。
必要な検査や治療を一律に避けるのではなく、歯科医師に相談しながら進めることが大切です。

また、治療後にお薬が必要になる場合もあります。
妊娠中は使用できるお薬に配慮が必要なため、妊娠していることや妊娠週数を必ず伝えましょう。
産科で受けている指示があれば、あわせて伝えておくと安心です。

 

妊娠中はお口のトラブルにも注意しましょう

妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわりによる歯磨きの難しさなどから、お口のトラブルが起こりやすくなることがあります。

例えば、歯茎が腫れたり、歯磨きの際に出血したりすることがあります。
また、つわりで十分に歯磨きができなかったり、食事や間食の回数が増えたりすることも、虫歯のリスクにつながります。

歯磨きがつらいときは、体調のよい時間帯に磨く、小さめの歯ブラシを使うなど、無理のない方法を工夫してみましょう。
歯磨きが難しいときのケア方法についても、歯科医院で相談できます。

妊娠中も、お口の状態を確認するために定期的な歯科検診を受けることが大切です。

 

妊娠中の受診では、事前にお知らせください

歯科医院を受診する際は、妊娠中であることと妊娠週数をお伝えください。
母子健康手帳を持参し、服用中のお薬や産科で受けている注意事項についても共有していただくと、治療方針を検討するうえで役立ちます。

また、診療中に気分が悪くなったり、同じ姿勢でいることがつらくなったりした場合は、遠慮なくお知らせください。
体調に合わせて、休憩を取るなどの対応を相談しましょう。

 

妊娠中も、お口の健康を大切に

妊娠中は、ご自身の体だけでなく、お腹の赤ちゃんのことも気になる時期です。
歯科治療について不安を感じることがあれば、一人で悩まずに相談してください。

妊娠中だからといって、すべての歯科治療を避ける必要はありません。
お口の健康を守るためにも、気になる症状があるときは早めに歯科医院へ相談し、妊娠週数や体調に合わせた対応を受けましょう。

皆さまが安心して妊娠期間を過ごせるよう、お口の健康についてもお気軽にご相談ください。



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