小児矯正
- Q矯正治療に痛みはありますか?
- A装置に慣れるまでは多少の違和感や痛みを感じることもありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。 痛みに配慮した調整を行いますのでご安心ください。
- Q費用はどれくらいかかりますか?
- A矯正装置の種類や治療期間によって異なります。初診時にしっかりご説明し、分割払いなどもご相談いただけます。
- Q治療期間はどのくらい?
- Aお子さまの成長や歯並びによりますが、1〜3年が目安です。
- Q学校生活に支障はありますか?
- A基本的に学校生活に支障はありません。取り外し式の装置など、ライフスタイルに合わせた装置をご提案いたします。
-
- STEP 1検査
- 患者様一人一人に合った矯正装置の制作のため、レントゲン・口腔内写真の撮影、型取りや噛み合わせのチェックなど精密検査を行います。
-
- STEP 2診断。治療計画の説明
- 検査結果をもとに、患者様に合った矯正装置や治療期間など治療計画を立てます。その後、患者様に丁寧に説明を行います。
-
- STEP 3矯正装置の装備
- 制作された矯正装置を装着します。同時に、使い方や日々のメンテナンスの方法も指導していきます。
-
- STEP 4矯正治療
- 制作された矯正装置を装着します。同時に、使い方や日々のメンテナンスの方法も指導していきます。
-
- STEP 5保定
- 歯並びが揃い矯正装置が外れてからも歯は元の位置に戻ろうとします。戻ってしまわないように「リテーナー」という保定装置(マウスピース)を装着します。
- 矯正治療開始時や矯正装置の調整後は、装置による不快感や痛みを感じます(数日間~1、2週間で慣れます)
- 歯の動き方には個人差があるため、最初の計画よりも治療期間が長くなる可能性があります
- 矯正装置が装着されていることにより歯磨きがしづらくなります。そのため丁寧な歯磨きを行わないと虫歯や歯周病リスクが高くなります
- 顎の成長によって、歯並びや咬み合わせが変わる場合があります
- 治療途中に金属アレルギーの症状が出ることがあります
- 顎関節で音が鳴る、痛みが出る、口を開けづらいなどの顎関節症状が出ることがあります
きれいな歯並びは、お子さまの一生の宝物

「子どもの歯並びが気になるけど、いつから矯正を始めればいいの?」
「永久歯が生えそろってからでいいのでは?」
そんなご相談を多くいただきます。
実は、小児期の矯正治療は「歯を並べる」だけでなく、顎の成長を正しく導くことが最大の目的です。
この時期だからこそできる矯正があり、お子さまの成長を活かした、無理のない治療が可能になります。
小児矯正の目的とは?

小児矯正では、「顎の発育を正しく導くこと」に重点を置きます。
顎のバランスが整うと、永久歯がきれいに生えそろいやすくなり、将来的に抜歯や外科的処置をせずに済む可能性が高くなります。
また、歯並びは見た目の問題だけではありません。
かみ合わせのズレは、むし歯・歯周病・発音障害・集中力の低下・消化不良・姿勢の乱れなど、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
お子さまの健やかな成長と将来のために、小児期からの矯正治療はとても大切な選択肢のひとつです。
小児矯正のスタート時期

矯正治療は、「早ければ早いほどいい」というわけではありません。
大切なのは、「適切な時期に始める」ことです。
当院では、お子さまの年齢や成長具合、歯の生え変わりの状態を見ながら、最適なタイミングをご提案しています。
一般的な開始目安
Ⅰ期治療(5~10歳前後)
乳歯と永久歯が混在する時期に行う矯正。顎の成長をコントロールし、永久歯がきれいに並ぶ土台を整えます。
Ⅱ期治療(12歳頃~)
永久歯が生えそろってから行う本格的な歯列矯正。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などが対象になります。
当院の小児矯正の特長

精密な診断とわかりやすい説明
レントゲンや口腔内スキャンを活用し、顎の成長予測や歯の並ぶスペースを詳細に分析します。
治療前には、現在の状態と今後の見通しを丁寧にご説明し、納得いただいたうえで進めます。
成長に合わせた負担の少ない矯正
拡大床(顎を広げる装置)やマウスピース型装置など、お子さまが無理なく使える装置を採用しています。
痛みや違和感にも配慮し、通いやすさ・続けやすさを大切にしています。
家族との連携を大切に
矯正はご家族のご理解とサポートがあってこそ成功します。
定期的に経過を説明し、毎日のケア方法や通院のポイントもわかりやすくお伝えします。
当院で取り扱っている小児矯正治療
お子さま一人ひとりの状態に合わせて、以下のような治療方法をご提案しています。
床矯正(しょうきょうせい)

取り外し可能な装置を使い、顎の幅を広げたり歯列を誘導したりします。
痛みが少なく、成長期に合わせた調整ができる柔軟な矯正法です。
ワイヤー矯正(1期治療)

歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーで歯を動かします。
歯列のコントロールがしやすく、歯の位置が大きくずれているケースにも対応可能です。
パナシールド(受け口・反対咬合治療)

特にお子さまの「受け口(下の前歯が上の前歯より前に出ている状態)」に対して有効な、取り外し可能な矯正装置です。
この装置は、成長期の顎の発育を適切に誘導し、下顎の過剰な前方成長を抑えることができるため、将来の外科矯正のリスクを大幅に軽減することができます。
夜間の装着でOK
低年齢から装着可能
装着時の違和感も比較的少ない
自然な咬合関係を育てる
「うちの子、受け口かな?」と感じたら、できるだけ早めにご相談ください。早期の対応が将来の負担を減らします。
装置の選定は、お子さまのお口の状態や性格、ライフスタイルに合わせてご提案いたしますので、ご安心ください。
定期的な通院と、ご家庭でのケアの継続が、スムーズな治療につながります。
よくあるご質問(Q&A)
小児矯正は「一緒に育てる治療」

矯正は“歯並びを治す”というより、“成長を正しく導く”こと。
お子さまにとって矯正治療は、未来の笑顔と健康につながる大切な時間です。
当院では、単に装置をつけるだけでなく、通いやすさ・気持ちのケア・家族との信頼関係を大切にしながら、お子さま一人ひとりに寄り添った矯正治療を行っています。
「この時期に矯正しておいてよかった」と思っていただけるように、精一杯サポートいたします。
まずはお気軽に、初回カウンセリングからご相談ください。
ワイヤー矯正 矯正治療の流れ
治療期間・回数(※状態・本数によって変わります)
治療期間 |
12~36ヶ月 ※保定期間を除く |
治療回数 |
12~36回 |
費用(※症状によって金額は変わります) |
150,000円(税別) |
リスク・副作用 |
|