睡眠時無呼吸症候群
- 医科での診察・検査(自宅簡易検査 or 精密検査)
- 睡眠時無呼吸症候群と診断されたら、紹介状を持って当院へ
- 当院で口腔内の型取り
- 装置の完成・装着調整
- 定期的な使用チェック・再検査
「いびき」があなたの健康を蝕んでいるかもしれません

「いびきがひどい」
「日中の眠気が取れない」
「朝起きても疲れている」
そんなお悩みはありませんか?
その原因は、もしかすると【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる、もしくは著しく浅くなる状態を繰り返す病気で、放置すると高血圧・心疾患・脳梗塞などのリスクが高まります。
えびすデンタルクリニックでは、この睡眠障害に対して、歯科的な観点からのサポートも行っております。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
SASは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、呼吸が浅くなったりすることで、体に十分な酸素が行き渡らず、睡眠の質が大きく低下する疾患です。
主な症状
大きないびき
日中の強い眠気
頭痛(特に朝方)
熟睡感がない
集中力・記憶力の低下
起床時の喉の乾きや口の渇き
夜間の頻尿
寝相が悪い、何度も目覚める
これらは一見「よくあること」として見過ごされがちですが、睡眠の質が落ちることで、生活習慣病や突然死のリスクを高めることが明らかになっています。
睡眠時無呼吸の分類
睡眠時無呼吸には主に3つのタイプがあります。
1.閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)
のどや舌の筋肉が緩み、気道がふさがれてしまうことで呼吸が止まる。
※もっとも一般的なタイプ(全体の9割以上)
2.中枢性睡眠時無呼吸(CSA)
脳から呼吸の指令が出なくなり、一時的に呼吸が止まる。心疾患や脳疾患に関係。
3.混合性睡眠時無呼吸
上記2つの要因が合わさったタイプ。
えびすデンタルクリニックでは、特に【閉塞性】の無呼吸症に対し、歯科的な装置による治療アプローチを行っています。
歯科でできる治療:スリープスプリント(マウスピース)

閉塞性睡眠時無呼吸症候群において、軽度〜中等度の症状には「スリープスプリント(口腔内装置)」と呼ばれる専用のマウスピースが有効です。
スリープスプリントとは?
睡眠時に装着することで、下あごを前方に少し出した状態に固定し、気道を広げて無呼吸やいびきを軽減する装置です。
特長と効果
気道が物理的に確保されるため、呼吸がスムーズに
いびきの軽減・解消
無呼吸回数の大幅な減少
睡眠の質の改善
持ち運びが容易で旅行先でも使用可能
比較的低コストで導入可能(保険適用もあり)
※CPAP(持続陽圧呼吸療法)の使用が難しい方や、軽症の方に特におすすめです。
診断は医科連携で

スリープスプリントの作製には、医科(内科・耳鼻科・睡眠外来など)での診断書が必要です。
えびすデンタルクリニックでは、医科と連携し、必要な場合は信頼できる医療機関をご紹介いたします。
手順の流れ
保険適用について
スリープスプリントは、医科で「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」と診断され、医師の紹介状があれば、保険適用で作製可能です。
自己負担額の目安は約10,000〜15,000円程度(保険3割負担時)です。
生活習慣の見直しも大切です

歯科的治療と並行して、生活習慣を整えることも大切です。
減量(肥満が原因となっていることが多い)
飲酒・喫煙の制限(気道を狭めやすい)
睡眠時の姿勢改善(仰向けより横向きがおすすめ)
寝具の見直し(枕の高さなど)
鼻炎やアレルギーの治療
これらを意識することで、睡眠の質がより一層向上し、症状の緩和が期待できます。
SASは放置しないでください

睡眠時無呼吸症候群は、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中・うつ症状・交通事故のリスクとも深く関係しています。
「たかがいびき」とあなどらず、気になる症状がある方は早めの対応が大切です。
えびすデンタルクリニックでは、患者さまのお悩みに寄り添い、医科と連携しながら、より快適な睡眠をサポートいたします。
ご相談はお気軽に
「いびきがひどいと家族に言われる…」
「朝起きても疲れが取れない」
「マウスピースで治せるなら試してみたい」
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
ご希望があれば、対応医科のご紹介も可能です。
あなたの“質の高い睡眠”のために、私たちがサポートいたします。