顎関節症とは?
あごの痛みや音が気になったら早めの受診を
「口を開けるとカクカク音がする」「大きく口が開かない」「あごが痛くて食事がつらい」などの症状はありませんか?
このような症状がある場合は、「顎関節症(がくかんせつしょう)」の可能性があります。
顎関節症は、あごの関節や周囲の筋肉に負担がかかることで起こる症状の総称で、特に10代後半から40代の女性に多くみられます。
しかし、年齢や性別を問わず誰にでも起こる可能性があります。
今回は、顎関節症の原因や症状、治療法、日常生活で気を付けたいポイントについてご紹介します。
顎関節症とは?
顎関節症とは、耳の前にある「あごの関節(顎関節)」や、その周囲の筋肉に異常が生じることで起こる病気です。
代表的な症状は次の3つです。
あごが痛む
口が開きにくい
口を開け閉めすると「カクッ」「ジャリジャリ」と音がする
これらの症状が1つ、または複数現れることがあります。
音だけが鳴る場合は、痛みや開けにくさがなければ経過観察となることもありますが、症状が続く場合や悪化する場合は歯科医院で相談しましょう。
顎関節症の原因
顎関節症は、一つの原因だけではなく、さまざまな要因が重なって発症すると考えられています。
主な原因には以下のようなものがあります。
① 歯ぎしり・食いしばり
寝ている間や集中しているときに無意識で強く噛みしめることで、あごの関節や筋肉に大きな負担がかかります。
② ストレス
精神的なストレスは、無意識の食いしばりや筋肉の緊張を引き起こし、顎関節症の原因になることがあります。
③ 頬杖やうつ伏せ寝
長時間の頬杖やうつ伏せ寝は、あごに偏った力が加わり、関節に負担を与えます。
④ 硬いものをよく食べる
スルメや硬いおせんべいなどを頻繁に食べる習慣も、あごに負担がかかる原因となります。
⑤ 噛み合わせの変化
歯の欠損や詰め物・被せ物の変化などにより噛み合わせのバランスが崩れると、顎関節に負担がかかることがあります。
放置するとどうなる?
初期の顎関節症は自然に改善することもありますが、放置すると症状が悪化することがあります。
食事のたびに痛みを感じる
指が縦に2本入らないほど口が開かない
あごが外れやすくなる
頭痛や肩こり、首の痛みにつながる
など、日常生活に支障をきたす場合があります。
「そのうち治るだろう」と我慢せず、気になる症状があれば早めに受診することが大切です。
歯科医院で行う治療
顎関節症の症状や原因に合わせて治療を行います。
代表的な治療方法は次のとおりです。
マウスピース(ナイトガード)療法
就寝中に装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる負担を軽減します。
生活習慣の改善
頬杖をやめる、長時間の食いしばりを意識してやめる、姿勢を改善するなど、原因となる習慣を見直します。
開口訓練やストレッチ
あご周囲の筋肉をほぐし、無理のない範囲で動きを改善していきます。
※当医院ではオーラルストレッチ、緩和ケアという時間外で行うメニューもございます。
噛み合わせの確認
必要に応じて噛み合わせを確認し、お口全体の状態を診査します。
日常生活でできるセルフケア
顎関節症の予防や症状の改善には、毎日の生活習慣も重要です。
食いしばっていないか意識する
硬い食べ物ばかり食べない
大きなあくびを無理にしない
頬杖やうつ伏せ寝を避ける
ストレスをため込みすぎない
十分な睡眠を心がける
また、痛みが強い時は無理に口を大きく開けたり、自己流でマッサージをしたりせず、歯科医院へ相談しましょう。
まとめ
顎関節症は、多くの方が一度は経験するといわれる身近なお口のトラブルです。
「音が鳴るだけだから」「少し痛いだけだから」と放置してしまうと、症状が進行してしまうこともあります。
あごの違和感や痛み、口が開きにくいなどの症状が続く場合は、早めの受診がおすすめです。
ブログカテゴリー
医療法人 晟由会 えびすデンタルクリニック:https://ebisudental.com/
〒658-0014 兵庫県神戸市東灘区北青木3-3-1
電話:078-413-4618
電車でお越しの方:
阪神青木駅より徒歩0分
お車でお越しの方
駐車場3台完備
